2014年映画ベスト10

  1. 1位「トム・アット・ザ・ファーム」 映画の方向性がめまぐるしく変化させながら、最後まできっちりした物語になってる。こんなことができちゃうのかって衝撃。ましてや25歳の時の作品だなんて。ドランがいくらもてはやされても消費はされないだろうなぁ。

  2.  

    2位「リアリティのダンス」 サーガ。

  3.  

    3位「アデル、ブルーは熱い色」 本当に些細なことの積み重ねで人は結びついたりすれ違ったりするのだなと。哀しくて哀しくてしょうがない。一見アートっぽさが目立つけど、これは恋人たちの日々を丁寧に観察して微妙な気持ちの変化を見ていく映画だと思います。

  4.  

    4位「ドラッグウォー 毒戦」 トー先生らしさをふんだんに詰め込んだ正統派トー作品。ただドラッグがモチーフになるので全体的に醜さが漂うんだけど、その分細かなところでいろんな仕掛けのあるミッションやキャラヌターなど、トー作品ならではの美意識が垣間見れる。

  5.  

    5位「ジャージーボーイズ」 紡いできたバンドの物語が終盤のCan't take my eyes of you初披露のシーンで結晶になる。人生ってものをイーストウッド先生また教えられました。今度は音楽で。

  6.  

    6位「インターステラー」 カッコつけるノーランと、ええい!ってぶん投げるノーラン。 この映画のダメなところが愛おしい。

  7.  

    7位「her/世界でひとつの彼女iPhoneがないと生きていけない、iPhone大好き。

  8.  

    8位「ゴーンガール」 スクリーンで起きてることに対して「マジか」って種明かしの時の1回だけじゃなく、常に言ってた。1000回くらい言った。主人公の妹視点で見ると、双子の兄はダメ男っていう、また新しい映画になるよね。

  1. 9位「フランシス・ハ」 フランシスは女性だけれども、「フランシスは俺。」って言いたくなる。

  2.  

    10位「アクトオブキリング」 できたら興味深い試みだと予告編を見て思ってたけど、興味深いとかそんなレベルじゃなく人間を揺さぶってしまった。その行為自体についての監督のドキュメンタリーも見てみたい。

2014年アルバムベスト10

 

  • 1位「circle of the world」/Dorothy Little Happy 全ての曲で挑戦的に一歩踏み込んだことで、同時に彼女達の芯の部分が確認できた 好きなグループの新作を単純に1番好きだと言えるのって、本当に幸せなことです

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    2位「YOU」/ART-SCHOOL 「YOU」は自分の中のオールタイムのアート像を具現化したようなメロディーだった。長らく頭の片隅にあった感覚が形になった。長くリスナーでいると面白いことが起こるものですね。

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    3位「フェイクワールドワンダーランド」/きのこ帝国 きのこ帝国は作品の度に期待と違うものを提示してきて、気づけばそれが定番になっている。あまりにシンプルで屈託無いサウンドで、それでいてどの曲よりもポップなラストの2曲で開いて終わるのが最高。

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    4位 「ALL is VANITY」/PassCode 今年一番に聴いたCD。アイドルのアルバムだけどインディーズ然とした懐かしい耳触り。めまぐるしいメロディー構成の曲が目立ちがちだけど聴く度に普通の構成の曲への思い入れが強くなった

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    5位「I’m so sorry, mom」/ラッキーオールドサン 今月デビューしたばかりみたいなのですが、アコースティックの暖かくて柔らかな音楽の中に何か冷静な視点があるように思えてとても気になるのです。

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    6位「箱めるモ!」/ゆるめるモ!箱庭の室内楽 カラッとてたり湿っぽかったり、作品に込められた豊かなエレクトリックギターのカッティングを聴いて常に駆け出したくなります。青春の青臭さとはまた違う、でも洗練されてない、なんだこの熱は!

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    7位「Romanticism」/Lillies and Remains タイトなバンドサウンドにニューウェイヴの甘美さを漂わせるとめちゃめちゃメロディーが立つんだなぁと思いました。どこを切り取ってもハッとする引っ掛かりをくれました。

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    8位「In Fear Of Love」/For Tracy Hyde (4曲のEP.だけど) ボーカルの声、ギターノイズ、エフェクト、佇まいの軽さ、YouTube動画の質感まで、全てどこにでもありそうな塩梅で、それを全て揃えてることの凄さ

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    9位「Rhapsody in beauty」/THE NOVEMBERS 年齢も趣味も近いバンドなのに、今までノベンバにはあまり惹かれなかった。 しかし、今作で彼らの形を見た。個人的に、山を越えた気がしたのです。

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    10位 「HELLO」/HAPPY サイケな光が常に聴覚から見えるのだけれど、そこに感じるのは荘厳な神々しさじゃなくて日常的で親密なセンスオブワンダー。気軽で心地のよいアルバムでした。

 

 

2014年アイドル楽曲ベスト10

1位 それは小さな空だった/ドロシーリトルハッピー
2位 さよならばかちゃん/箱めるモ!
3位 Club  Kids never die/PassCode
4位 Straight Sorrow/BELLRING少女ハート
5位 Drop/amiina
6位 映ゆ/Hauptharmonie
7位 人魚〜泡になって消えても/peach sugar snow
8位 立ち入り禁止/うどん兄弟
9位 グッバイダークネス/Lucky Color's
10位 私の話、これでおしまい/ゆるめるモ!

PassCodeと初参加の鹿鳴館ワンマンの話

この1、2週間ほどでPassCodeのシングル「Nextage」が発売、ファーストアルバム「ALL IS VANITY」が全国店舗流通、彼女たちの初のワンマンライブが大阪MUSEと目黒鹿鳴館で行われるタイミングで、インディーのアイドルシーンに疎い僕にもPassCodeの話題や評判が届いたのですが、「事件だ!」(NEXTではない)と騒ぎ立てたくなるくらいPassCodeに衝撃を受けています。

 


【MV】『アスタリスク』 / PassCode - YouTube

 

当初「アスタリスク」「激動プログレッシブ」などをYOU TUBEで見て、音楽のジャンルとメロディーとBPMとがめまぐるしい展開で変わっていく曲の構成や、シャウトなどの要素が面白くて、Fear, and Loathing in Las Vegasなど、様々なスタイルを”ごった煮”したシーンを席巻しているバンドの方向性をうまいこと取り入れたグループが出てきたなあといった新鮮な気持ちで聴いました。こういうスタイルは僕にとってあまり身近ではないけど、部分的に惹かれるメロディーが多いし、結構声が好きだなあと思って、新しいジャンルを開拓してみようかっていう好奇心からアルバムの「ALL IS VANITY」を聴いたのです。

 

そしたら、前述の"べガス的要素”は、際立った1部分にすぎないことがわかりました。

 


【MV】『over there』 / PassCode - YouTube

 

PassCodeの音楽は、そんなシーンの「今」に呼応したPassCodeの代名詞的なごった煮展開の曲たちだけじゃなくて、この「over there」のように、シンプルなバンドサウンドに歌とメロディーで愚直に言葉をと届けるタイプの曲も数多くあったのでした。変化球の音楽をやっているアイドルということで興味を持って聴いたグループを掘ってみたら、めちゃめちゃストレートな楽曲に出会ってしまった。

フックが満載のメロディーと、彼女らの歌、少しざらついた雰囲気のある耳元の感覚など、メロコアやメロディックパンクのシーンのバンドが日本人特有のセンスでドロップしてきた音楽の体験のようで、僕がまだ10代の頃に出会って夢中になったインディーズバンドたちを思い出しました。

それはスーツを着た大人たちの指示じゃなくて、バンド自身の意思だけが最大限に反映されていたDIYの音楽でした。そして、自分自身が大人になるにつれ、日常にそういった音楽が締める割合が少なくなっていた。そんな過去の思い出になりつつあった音楽の記憶をアイドルが、大人が「指示」して成立するアイドルが、再生させてくれたことが不思議でなりません。作り手がそういうDIYなマインドなんだっていえばそれまでなんですが、そのグループのすべての音楽からそういうものを感じたのは、僕にとっては初めての経験でした。そんなマインドがPassCodeの4人を通って伝わるってのは、並大抵のことじゃないと思います。

僕はメンバーのキャラクターや歴史とか全ての文脈を何も知らないでそう感じて、単純に音楽として本当に強く惹かれてしまいました。前述の畳み掛ける構成の曲なども、その部分部分のサウンドが愛しく思えます。そして歌がとてもよい。生歌でもライブで問題ないくらいのオートチューンと相性がよくて、ストレートな声もグッとくる。あのサウンド、曲構成とこの4人の歌。よくこの要素が出会ったなと。特にリーダーの黒原さんの歌は多分どんなジャンルのパフォーマーとして聴いても好きになっていると思います。彼女が唯一の最初のメンバーで残っているというのも、何かバンド幻想みたいなものを感じずにはいられないのでした。

 

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最大級に高まった期待を胸に、目黒の鹿鳴館でワンマンライブを見ました。

 

運営の準備の様子や前説、幕間のムービーを見ていると、使っている言葉とか映像のクオリティーとか若干の内輪感(ワンマンだから当たり前なんだけど)も含めて、先ほど述べたようなDIY的な、ビジネスパートナーを超えた仲間の意識が強い運営さんで、作品作りとマネジメントがとても近いところにあるんじゃないかなぁということが伝わって来ました。こういう運営のグループなら「ALL IS VANITY」を作っちゃうよなあという印象を持ちました。

 

ファンの方々は、アイドルシーンと、パンクやハードコア、メタルなどのフィジカルがものを言う音楽シーンの文化がごちゃまぜになったような印象を持ちました。音楽のジャンルに対して失礼ではあるのですが、僕はあまりオーディエンスの様式的なものが好きじゃないので、とにかく各個人が自由に楽しんであることが嬉しかった。みんなそれぞれにマナーを持ちながら狂ってて最高に楽しかったのでした。

 

僕自身は、思った以上に歌がストレートに届いてきて、本当に歌とメロディーの良さに泣いてました。音階がふっと予想外の動きをしたときに(いや知ってる曲なんですけどね)わき上がる感情ってなんだろう、言葉にも感動するんだけど、その意味を超えたところに何か胸の奥を突き動かすものがあるんだよなあ、って思いながら、本当にPassCodeを前にして嬉しくて泣いてた時もあったし、感情は終始泣いてました。

 

PassCodeの4人は、全力を出し切って一生懸命にやりながらも、ワンマンでも自分たちの世界に閉じこもってないのがすごく頼もしいなと思いました。

キャパ200代の鹿鳴館という酸素の薄くて人でギュウギュウのパスコしか出ないライブなのに、すごく開放的だった印象があるんです。黒原さんももっともっと上を目指すような話をしていたけれど、何か強烈な未来が待っている予感に満ちたものがありました。

曲を聴いて数日の初めての人として参加してても、とにかく楽しいし、きちんと彼女らの歴史の中のひとつの成果であり、シングルのタイトルのようにNextage始まりでもあることが伝わってくるライブでした。 

 

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ちょうど今日は黒原優梨さんの誕生日ということで、下記の動画を見てたんですけど、ほんとに元々の声質がぐっとくるものがあります。


【PassCode】PassCodeオリジナルメドレー【ゆうきゃん】 - YouTube

この動画、シンプルな伴奏のバラード調にすることで、メロディーの良さがとてもわかりやすい。すべて旧体制の曲のようなんですけどね、制作されてる方ちょい調べてみたけど、若い方なので、PassCodeと共にこれからとても面白いことになりそうです。

 

と、何もわかってないにもかかわらず長々と書いてしまいました。

最近ほんどにPssCodeばかり聴いてるから、どうしても、今思っていることを書き留めておきたかったのです。

 


【trailer】 Nextage / PassCode - YouTube


Amazon.co.jp: ALL is VANITY: 音楽

2010年代のベストトラック30曲選びました!

2010年代のベストトラックを選びます! - 音楽だいすきクラブ http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2014/08/19/200327

こちらの記事を見て僕も邦楽編を選んでみました。

絶対「あーあれがあった!」とか出てくるんだろうなー。

まあ、今2010年代ということで浮かんだ30曲のリストです。よっぽどよくなければ同じアーティスト入れないようにしてます。

 

1.Last Days/Masahide Sakuma

2.ごめんね/ふくろうず

3.YOU /ART-SCHOOL

4 Life goes on /Dorothy Little Happy

5.さよならばかちゃん/ゆるめるモ!

6.夜風の仕業/AKB48 Team B

7.君の名は希望/乃木坂46

8.Virgin Suicides/your gold, my pink  

9.ユーリカ/きのこ帝国

10.primal. /BiS

11.Hold Your Hand/Perfume

12.開花前線/パスピエ

13.KISS ME 愛してる/℃-ute

14.右肩/前田敦子

15.うれしくって抱き合うよ/YUKI

16.GOOD LUCK MY WAY/L'Arc~en~Ciel 

17.I×U /Sirent Siren

18.風は吹いている/AKB48

19.NEVERLAND/LOSTAGE 

20. WEEKEND/COMEBACK MY DAUGHTERS

21.CALL 4 U/killing Boy

22.Suddenly/Predawn

23.物語はちと?不安定/N'夙川ボーイズ 

24.デモサヨナラ/Dorothy Little Happy

25.パラノイドパレード/きのこ帝国

26.Winter blossom~冬の桜/Dorothy Little Happy

27.Dream Land/Perfume

28.ムーンライト・フラッシュ/ テクプリ

29.ペディキュアday/ノースリーブス

30.1984/andymori

 

 

備忘録とこれから:ドロシーリトルハッピー@TSUTAYA O-EAST

ツアーファイナルはドロシーを見に来たフロアいっぱいのオーディエンスを持って高い熱量を持って締めくくられ、終演後のライブ自体の評判も非常に高かったのではないかと思う。自分は入場前に緊張しながらやることがなくスカしぎみにエイジアでやっていたポストロックのバンド(envyみたいなやつ)のライブの音漏れを聴いていて会場10分くらいしてそろそろかなと思って入口に近づいたときには自分の整理番号より200番以上の呼び出しが終わっていた。やっぱりさらけ出す場に向かおうとしてるのに、カッコつけてはいけないんだと軽く凹みながら入場し、後方でいつもより少しだけ冷静になって見ていたような感じだった。


ライブの感想はいろんな方が伝えているから、割愛するけれど、パフォーマンス面で彼女たちの持っているものをしっかりと出して、ツアーの締めくくりとして、「ドロシーリトルハッピー」をシーンに示せたのではないかと思う。前日少し不安だったメンバーのコンディションの問題も杞憂だったし、会場の広さを全く感じさせなかったし、自分が見てきたドロシーのライブの中で大事な思い出となるいいライブだった。

 

そして、一点気になったことだけ書こう。ツアーを数カ所回ってきた人はやっぱり考えると思うのだけれども、アルバム曲を中心とした基本的なキーになる曲の間の曲をライブの流れに即して入れ替えてきたSTARTING OVERツアーのセトリに対し、このツアーファイナルだけは構成が異なっていた。中盤のポイントだったSTARTING OVERを本編ラストへ移動。同じくツアーの中盤に披露されアルバムを締めくくる曲だった「明日は晴れるよ」は渋谷のセトリに入らなかった。代わりに第2章のHAPPY DAYS!never stop again,「ナミダよりもずっと速く」の3曲が中盤を構成した。ツアーで本編ラストに歌われていたいわゆる “ドロシーの世界観を提示する(しやすい)曲” である「永遠になれ」をなくし、ツアーの締めくくりとしてSTARTING OVER一本で魅せよう、勝負しようというのは意気込みを感じて、支持できる。しかし、ライブツアーで「明日は晴れるよ」をなくしてしまうのはどうなのか。


僕はドロシーのさりげなく一筋のコンセプトが通っているところが好きだ。それはもうドロシーと出会ってデモサヨナラというアルバムを聴いたときからずっと。楽曲的に好みとは違う方向のときでも、彼女たちが“ドロシーらしさ”について迷ったりしていた時も、ずっとドロシーのやってることや伝えようとしてることには一本筋が通っていていつ何時も間違っていることはなかったと思っている。それって多分、大人の判断とドロシーの意見の間でいいバランスが取られてきたからだと思う。


ただ、今回はツアーのファイナルとしての意義と、2年前のO-EASTから動員のステップアップができなかった過去を経て、再びO-EASTに帰ってきたという意義についての2方向の想いが込められたライブになった。(O-EASTのリベンジというのはO-EASTのライブへのリベンジではない、ハッピーダンスの力も借りた素晴らしいライブだったもの。)


再びたどり着いたO-EASTでツアーでやってきたようにアルバムの世界を表現したら、どんなにカッコよかったかと思う。それが、アルバムのリリイベの8曲披露から続いてきたドロシーの横綱相撲だったと思う。それでも、ドロシーはわざわざ過去にこだわったセットリストを組んだ。ツアーの統一性、美しい終わり方と引き換えにしても。8月に出る一般流通商品としては初めての映像作品に収録されるライブでもあり、作品に収録する意味合いでの曲の選択っていう要素もあるから、セトリが誰の意思で、どんなパワーバランスで組まれているかなんてわからないけれど、自分みたいな人間が喜ぶ些細なコンセプトの浸透よりも、多少強引に過去を乗り越えるという物語を作る「わかりやすさ」を「選んだ」のだと思う。

しかしそれによって、DVDを見ながらここで「HAPPY DAYS!」をやる意味合いはこうなんだと、なんて言える可能性が産まれた。それも苦労した人たちにしか与えられないエンターテイメントだ。


そのような分かり易い歴史の提示は、きっとこれからドロシーがもっともっと多くの人に音楽を伝えるために大切なことなかもしれない。


過去を乗り越えること、変化を恐れないこと。それも、STARTING OVERだ。あ、一筋のコンセプト、繋がったかも笑

大きくなるために、変わらなければならない部分もあるだろうけれど、ドロシーの5人なら、、って本気で思う。


今回はちゃんとZEPP DIVER CITYというその次のステージも用意されている。O-EASTっていうひとつのこだわりをドロシーは超えて、この2年間想像できなかった、新しい地平へ。


僕は香港にいったとき、それが「ドロシーと知らない場所へ行く」ということだと思ったけど、海外でなくてもこれから、ドロシーの歩む道に知らない場所が待っている。


さて、新曲を楽しみにして、(新曲が聴きたくてたまらない)次のステージへ。光を見て、曇り空を感じながらも、ここまで来た。

ドロシーは面白いグループですよ。