西武ドーム行ってきた

西武ドームで行われたAKBのコンサートに行ってきた。土日の2日間行って、席も遠いし、大きな期待もしないで行ったけれど、かなり楽しかった。

土曜日、派生ユニットの疲労が一通り終わった後の、チームB→チームK→チームAの流れが一番よかった。チームBはアルバム曲の「恋愛サーカス」から始まり、「チームB推し」「みなさんもご一緒に」という流れ。3万人の会場でのB推しの高まり具合はすごいなあ。ハードコアだなあ。「みなさんもご一緒に」はB4thから。おそらく今回のコンサートで唯一来るとは予想してなかった人が大部分であろう公演曲。もうこの一曲にね、今回ほとんどやらなかった公演曲(ユニット曲も含め)を聞きたいという想いを詰めたという結果に。大きなハコにも合う曲だし、時代の流れにもあってるなあと。コンサートではいつも主役のひとりである柏木さんを今回も主役するにはこの1曲あれば十分(ありがとう)。Bのおもちゃ箱みたいな一面を極端に引き出した3曲でしたねw 

続いてでてきたチームKは「あなたの彼女になれますか?」から。きっとチーム曲は知らない曲ばかりという人はこの曲をやってくれるとありがたいでしょうね。「僕にできること」は壮大な曲で、Kのカッコよさとさわやかさが伝わってきました。そして「転がる石になれ」。
この曲を聴くと自分が10代に戻った気分になる。サイリウム持ってないから拳をあげるのね。なりふり構わずオイ!オイ!っていつもはエレワくらいでしかやらないよww

で、そこからまたロックなイントロで「AKB参上」と共にチームAが出て来た。このときのあっちゃんのドヤ顔たるや。1曲目のソロ曲「Flower」が無事終わってほっとしてたのか、オリジナルの余裕とプライドが見て取れた。やっぱり旧メンバーと違ってもチームAは別格です。みたいなね。真ん中から出て来たのもよかった。まあ、この曲をやるってことは「Pioneer」はないだろなって感じたのは残念だったけどw そしてとてもバランスのよいアルバム曲「Overtake」をやって、イントロへ。最後なにやるのかなあって思ったら、「摩天楼の距離」!A6thの目撃者公演の中でも一番好きな曲。目撃者公演は国民的アイドルの看板チームのセトリなのにほとんど暗くて大好きな公演なんだけれど笑、「摩天楼の距離」はポップさと切なさ(軽い闇)がA6thの全部の曲の真ん中くらいのバランスにあると思っていて、ほんとに好きなんだ。Aならもっとみんなが喜ぶ曲あるのにね、これを選んでくるあたり、いつもグダグダなんだけどたまーに粋なことをやってくれるAKBの運営だよね。(だから100%嫌いになれないんだよw)
この日は、ここからのあっちゃんがとてもよかった。表情を含めて。
それだけに熱中症で苦しそうな状態でのフラゲは全く楽しめなかったのですww
あっちゃんがなかなか出て来れないときのたかみなと優子さんのフォローにはグッときたなあ。

2日で90曲くらい聴いたんだけど、9曲に割く文章長過ぎたw
「少女たちよ」は2日目が最後、3日目が最初に持って来られていて、もうこれだけでも満足だったw(まあ、自分のなかの沸点を超えることはなかったが)「少女たちよ」はチーム4を始めとした「これから」の希望が感じられるから好きだ。そしてAKBの「これまで」がこの曲に説得力を持たせる。と知ったような口を。
「ここにいたこと」という今回のアルバムタイトルから広がる様々な意味を内包している1曲。メロディーもアレンジも好きなんだよねー。

まあ、公演曲を中心に聴きたい曲はほとんどやらなかったし、いままでのAKBのコンサート(秋祭り除く)を期待するとちょっとつまらないセトリだったかなとも。
ただね、今回がアルバムのあとの最初のコンサートだと思えば、普通のアーティストにとってはアルバムの曲をやるのは普通のことだよね。オリジナルアルバムなんだから。
僕は「ここにいたこと」のアルバム曲がおそらく今年一番聴いているだろうくらい気に入っているので、今回ちゃんと形にしてくれてよかった。ユニット曲やシャッフルによる盛り上がりを作ることはできないけれど、チームの粋を超えて楽曲の世界感を表現した今回は、いままでになかった試みでもあったと思う。「ここにいたこと」は発売延期になってリリース時期的にインパクトを与えられなかった気がするけれど、披露するなら夏の野外!っていう曲が多かったから、個人的に見れてよかった。

あと、「アイスのくちずけ」で江口愛実がでてきたときには笑 声をしている佐々木さんかなとも思ったけれど肉眼で確認できないし、モニターでは一瞬しか映らんし、映ったら結構メイクきつめだけどかわいいし、本当にあそこにいるのか、画面だけ?とかなんかもうよくわからなくなって、や、12期生のパロティーでした、とかだったら、ちょっと拍子抜けだろ…やっぱすげー新人が新しく入ってくるのか?城恵利子に3万人の前で歌わせたのもひっかけ?菊地の件もやらせ?とか無駄なことを考えて、全然楽しめなかったww
案の定江口さんの正体は佐々木さんだったけど、その後たかみながネタばらしして呼んでも出て来ず。ここで出たらファン増えるよな…(明らかに昨日昇格したあんにんの盛り上がりすごくなってたし…)なんてことも思ったんだけど、逆に「あのときステージに立たなかった謎の女」キャラでディープにハマる人は出てくるのだと思う。これは佐々木さんがチャンスを逃す形になったのか、または運営の戦略かはわからないけれど、とにかく運営はグダグダだったw
12期は普通にスペック高すぎて推せないんじゃないか疑惑あるけど、楽しみだねw
チーム8の核になるのか、はたまた…

さて、AKB TIMESのまりやぎがかわいすぎたことからチーム4への期待は高まるばかり。
残りの4人は10期生を昇格させてあげたいけれどなあ。
ツアーでのできによるのかもしれないけれど、もう十分頑張ってる人たちだからねぇ。
このあともドラマが生まれそうで楽しみです。

あと、2日目にラブジャンプとAKIVEと胡桃とダイアローグ聴けてよかったなあ.特に胡桃はカッコいいわあ普通に。

で、RIVERからBeginnerの流れもよかった。
闇に映える2曲で、とくにBeginnerのトラックはオオバコにぴったりで、いろんなところで爆発が起こっているようで迫力があった。そこまで想定しているだろうから井上ヨシマサすごいなあ。

まあ、いろいろ書いたけど、あれだけ遠い席でモニターも遠くて顔が見えないのに楽しめたくらい、AKBの曲好きなんだよなあ。いろんな歴史とか、自分が見たイメージとかが結晶になって感情になんらかの刺激を与えてくれる。

でも結局それって楽曲のよさ、とか、思い出によるものだから、一瞬の気持ちの高まりや、「ああ永遠にここにいたいな」ってことを感じさせるような(僕が見た中ではPerfumeマイブラのような)ライブかというとそうではないよね。そこまで期待するものじゃないだろうけれど。

まあ、もっともっと「ライブパフォーマンス」としてブラッシュアップしてくれればそれにこしたことはないが、彼女たちは劇場が主戦場なので、そこは離れることがない場所だと思うので、まずそっちをしっかりやっていってね、。という結論。


だから、KⅡに新公演をやらせてあげてね。

売れてる時期にある程度稼いだら、素敵な公演を少女たちに作ってあげてね。