ドロシーリトルハッピー@大宮LOFTにて勝手に考えたこと

ドロシーリトルハッピー@大宮LOFT行ってきました。

新曲予約開始スペシャルということで、トークショー、新曲初披露を含めた2曲のミニライブ、無料握手会、CD1枚予約でメンバー一人のサインがもらえる(破格!)のサイン会という開場時間から数えると約4時間半の長丁場でした。


新曲に期待が高まる中、進行のハピダンゆりーだーとななせちゃん(いつもお世話になります)の呼び込みでドロシーの5人が登場。
トークショーの部分では「ドロシーの楽曲について」ということを、5人で力を合わせて伝えてくれました。


個人的には今日1番ここがよかった。
そっくりそのまま伝えられるわけではないので間違った認識もあるかもしれないので、あくまで自分のフィルタを通した私見込みなのですが、そこで話されていた内容をまとめると、

ドロシーリトルハッピーは「オズの魔法使い」の主人公の少女ドロシーが由来であり、困難に勇敢に立ち向かうドロシーのように、“物語”を作って行きたい。

●いままで「ロックミュージシャン」の坂本サトル氏のロックな楽曲世界の“物語”、また、ツキダタダシ氏、和田耕平氏というお2人の「作家」さんの“物語”があった。

●坂本氏楽曲の物語、ツキダ・和田氏の物語をライブで表して来た。ドロシーはまだ2時間、3時間ライブはできていない。この前のワンマンでもほとんどの持ち曲をやっても1時間半程度。

●次のシングルでドロシーの第2章は終わる。新しいドロシーをお楽しみに。

っていう流れだったと思う。(ことばじりは自分仕様ね。高まってたので、間違ってたらごめーんなさーい!)

このトークショーで繰り広げられたような「ドロシーの物語」的な言説や表現がとっても大好きなんです。サトルさんのサウンドと並行して叙情性があふれてる感じがたまらないのです。かといってまったく「企画」的作為を感じない、このバランスは唯一無二だし、全体的なルックのスタイルも欧米感で通しているし、そんなところも含めて大好きなんです。
ってことを改めて思いました。

で、るーちゃんがいってた「次のシングルで第2章の終わり」って最初間違えたんじゃないかと思ったんだけど、あとでるーちゃんに確認したら正しかった。
ドロシーの次のステージというのはまったくわからないし、これをどう解釈するかはまだ情報が少なすぎてYOSOUできないけれど、次のシングルで第2章終わるよ、次のステージに進むよってことを発売のタイミングで伝えたのが重要だと感じます。

かねてからドロシーファンの間には「坂本サトルの作詞曲をリリースしてほしい」って強い思いを持っている人が多いと思うし、いまのツキダ・和田体制は楽曲自体のテイストは結構異なっているので、古参ファンを中心に「坂本氏に戻ってきてほしい」という要望も運営にはよく伝わっていると思うのです。

それに対してドロシー運営は「坂本サトルの物語」「ツキダ・和田の物語」という枠組みをこのトークショーで提示した。ドロシーの楽曲は「曲を提供する作家の更新」ではなく「ドロシーが歌う物語の季節の流れ」といったスタンスで捉えることができるんだよってことを彼女たちのことばで伝えたんじゃないかと。

まあ、捉え方の問題で「だから何?」言われれば反論できないけど、少なくとも僕は、それまで「オズの魔法使い」のドロシーのような物語性やコンセプトはほとんど名付け親の坂本サトル楽曲にしか感じていなかったんだけど、「ツキダ・和田体制」も“ひとつの物語”として紹介されたら、いままでのドロシーの道もこれからのドロシーの道も、さまざまな季節の移り変わりを共に冒険していくひとつの大きな物語なんだって思うようになった。楽曲の作り方、歌詞等のアウトプットは違っても表現者であるドロシーに一本筋が通った美しいコンセプトを感じられる気がするんです。衣装やライブのタイトルの付け方なども含めてね。

で、次のシングルで第2章最後って伝えたのは、今の楽曲のテイストにそこまでグッときてないファンや割とよく散見される漠然とした不安への配慮なんじゃないかなーと勝手に思いました。あくまで勝手なYOSOUですが、この“物話”の枠組みを整理すると「サトル」「ツキダ・和田」「???」っていう流れになるんだけど、で、曲ももう少し増えないかなと思うんだけど。さてYOSOUはいかに。


ちなみにそのあと披露された新曲「飛び出せ!サマータイム」は夏!って感じです。
今の路線だとやっぱこうくるかな、、って感じ。こんな季節もまあ、ありかな、あるよな、うん、うん、うん、って感じ。
パフォーマンスはほんと素晴らしいです。あの運動量。すごいです。白戸さんの汗を見ればわかります。


そして沢山人が集まった無料握手会を経て、サイン会へ。

ちなみに僕は↓の私物にサインをいただきました。
結構考えてメンバー喜んでくれないかなって思って本屋で買ったんだけど、今日のイベ的には完璧でしょ!w

表紙に全員分のサインもらうつもりで行ったら、最初にいったまりちゃんが大きく大胆に書いてくれました。彼女らしい!


で、全員はまわれなかったのですが、佳奈ちゃん、るーちゃんは表紙を開いて…

こうみん、美杜ちゃんにもいつかこれにもらえたらいいな。
ちょっといろいろと勝手に述べたけど、ドロシーは語るの含めて楽しい時期に来てると思う。
オズの魔法使い」のパラレルワールドのこの世界で、ドロシーリトルハッピーの旅は続く!