ドームまであとちょっと。

余裕が出てきたので、久々にブログを再開しようと思う。

Perfumeのワンマン@東京ドームが近づいてきた。

一昨年、去年と、武道館2daysも、大規模ホール・アリーナツアーもやってのけた彼女たち。

武道館2DAYSは、ライブハウスでしかワンマンを経験していないPerfumeが、本当にあの大会場でできるのかという不安があったと思うし、二等辺三角形ツアーでは成功者故の外部からのさまざまなノイズやプレッシャーがあったに違いない。

そして今年も東京ドームという予想もつかない会場で、あえて挑戦することを選んだ3人。

去年のように全国ツアーをした方が運営側にしてもオーディエンスにしても単純なメリットは大きいはず。

じゃあなんでわざわざ遠方から呼び寄せて一度きりのコンサートをやるのか、といえば、きっとPerfumeに関わる全ての人々が再現もできないような最高の空間と時間を共有するためなんじゃないかと思う。これはドームに行けないファンも含めて。

(それはまるで某人類補完計画みたいだといったら、ちょっと気持ち悪いけれど、)Perfumeに関する時間、空間、記憶のほぼ全てがドームに引き寄せられるのである。

まず、こんなことはエンターテイメントにおいては稀有なわけで、や、それは僕が疎いだけかもしれないけれど、おそらく世界のさまざまな音楽の決定的瞬間に匹敵するような出来事(例えばサマソニRadioheadがcreepをプレイしたときのような)になるんじゃないかって思う。

あまりよくないと言われる音響、Perfumeが米粒にしか見えないといわれる距離、こんな会場のウィークポイントとされる部分、これをいかに乗り越え、オーディエンスの邪念を取り払うか。これはきっとかなりの難題であろうが、チームPerfume、いや、もはやチームという言葉は不要、「Perfume」なら乗り越えられると確信している。そしてもしかしたら、ライブに行けない人のもとにもセンスオブワンダーをもたらすかもしれないね。心の粒子が日本中、世界中に降り注ぐかもしれない。

なーんて、久々におかしなことを書いてしまったよ。