ドロシーリトルハッピーと私の都内4カ所2日間物語

この前の土日とドロシーリトルハッピーが東京に来ていた。今回はニューシングルHAPPY DAYS!のリリースイベントということで、2日間で原宿にのアイドル横丁サテライトショップオープニングイベント、秋葉原ソフマップのプレミアムライブ、新宿タワレコ、渋谷タワレコのインストアと、関東にいながらリトルハッピー×∞なドロシー充してきた。


アキバソフマップタワレコ新宿のおおきな展開にびっくり!


新宿の整理番号は69!


今のドロシーの現場で多分誰もが思うであろうはお客さんの年齢層の高さだと思う。今月始めの深谷のインストアで結構ピンチケ感のあるファンがポツポツといらっしゃったので、そろそろドロシーも若い元気な子たちに見つかるかー、、って思ったら、若い子少なっ!ww
急に元気になる大人多すぎ!
(ちなみに現場で見かけた数少ない女性のお客さんのパフュクラ率高すぎ)

ライブはというと、インストアなのにどれも満足度の高いものだった。特に渋谷タワレコのステージワンのライブは自分のドロシー体験史上でも1、2を争う楽しさっだったと思う。
とても近くで見れたのだけれど、ひとりひとりのメンバーが本当に楽しそうなの。この子たちは誰よりもドロシーを、歌を、ダンスを愛しているんだろうなあって思って微笑みながら泣けてくるんだよね。
新曲群もかなりフロアを湧かせていて楽しかった。少し前まではプロデューサーが坂本サトルではないという不安要素のもと、「悪くはないけど…」っていう思いの強かった新曲群。しかし、ドロシーの5人の所作から感じられる努力の結晶を目の当たりにして、心から高まることができた。外的要素が楽曲を進化させるマジックはそんなに頻繁に体感できるものではない。そして、いまシーンを形成してるアイドルはそんな変化をものにしてきた人たちだから、ドロシーの未来にもおおいに期待したい。


ドロシーの5人は全力で踊って、全力で笑って、ものすごく汗をかいていた。しかしそれは「がむしゃら」ということばで形容するのはかなり違和感。動きを止めるところは止める、細かいところまで5人の動きを揃える、など、それぞれ型を守った美しい所作で僕たちを魅了してくれる。
5人のダンスが綺麗に揃うから、逆にそれぞれのメンバーのダンスの特徴が際立ってきて、見ていて全く飽きさせない。
新潟の方から拝借させていただくと、すなわちこれ「圧倒的なスタイル」。

(ライブ全編を通して、いや最近はCDを再生するだけでも)胸からこみ上げて来るこの気持ちの正体がまだよくわからず、おそらくその気持ちが消えるまで、もしくはそんな気持ちになる理由がわかってしまうまで、きっと自分はドロシーから目が離せないのだろうなと思う。


今回、ドロシーは日テレの「ズムサタ」に密着取材をされていたのだが、帰り際、偶然その制作スタッフさんから「2012年、ドロシーリトルハッピーは来ると思いますか?」みたいな質問を受けた。本来はテレビ的に「絶対来ますよ!」みたいな答えをするのがディレクターに優しい対応なのだろうが、その期待に沿った答えができなかった。
きっと、ドロシーが自分にとって「観察対象」というレベルを超えてしまったのだと思う。ちょっと前までは「ドロシーエモくて感動するし楽しいしヤバいわあ。」みたいな、「いまこれ見なきゃもったいない」みたいな気持ちがあったけれど、いまや「彼女らの夢を応援したい」、「現象とか楽しいか楽しくないとか関係なく、彼女たちの望む世界を見たい」と思っていることに気付いてしまった。


ああ、それは自分が今までPerfume柏木由紀に抱いてきたような思いじゃないか。


「あの感動が蘇るの」
ポリリズムの歌詞を思う。
「ほんの少しの僕の気持ちも巡り巡るよ。」
ヤスタカさんやっぱポリリズムはすごい歌です←


土曜日の空き時間に園子温の「ヒミズ」を見て、これがとても好きな映画だったのだけれども、そのあとすぐにドロシーのHi so jump!を見ながらなんとなく「ヒミズ」の物語と託される希望みたいなことについてぼーっと考えていた。(これ以上いうとネタバレになりそうでw)被災地仙台のアイドルということとは別にしても、震災以後の表現や意識の中でもドロシーの歌はストレートに伝わってくるものだと思う。ドロシーの歌を聴いてこみ上げる純粋な気持ちがすーっと胸のつかえをとってくれるような感覚。単にメロディや歌詞のよさだけでなく、真摯な姿勢と丁寧なことばを持っている彼女たちから放たれることによって感動が生まれる。


そーいや渋谷ライブ、最後の最後にあんなにカナちゃんのテンションが高かったのはじめて見たなあ。渋谷最高!って言ってたけど、もしかして次の渋谷はこれ超えてくるつもり?
ドロシーリトルハッピーにとってひとつのメルクマールとなる1月29日、OーEASTのワンマンライブが楽しみでしょうがない。


(あ、JPNツアーと被ってるって?
さいたまは28日にもあるじゃない?
アミューズさんありがとう。)